Special Edition

脚本家デビュー

ご存知の方は少ないかも知れないが、2018年夏にTV朝日系列で放映予定のドラマ原作の一般募集が2017年の秋に行われた。オトナの男と女をテーマにした2時間ドラマで内容は自由。最優秀の賞金は200万円。

昔からドラマ原案には興味があったので、思い切って応募することにした。ドラマの主役は「フレグランス」。

4話のオムニバス形式で構成し、それぞれ「香り」が大きなエレメントになっている。1つの香水が男と女の出会いを演出し、恋に発展し、そして、哀しい別れが…。

フレグランス

そんな趣旨が高評価を得たのか、応募作約300点の中から最優秀賞を獲得した。選ばれることなんか、これっぽちも思っていなかっただけに、テレビ局から連絡があったときはホントに驚いた。

昨年の11月中旬にTV朝日まで出向き、ドラマに関しての打ち合わせを行った。その時に、出演者のキャスティング会議に出席して忌憚のない意見を発言して欲しいというオファーと、ドラマ脚本に挑戦して欲しいと頼まれた。

キャスティングは興味があるが、脚本に関してはまるで自信がなかったし、年末までに何とかという無理難題の申し出。

これも自分を試す良い機会とポジティブに考え、快諾。約1か月後、頑張って書き上げた脚本原稿を持参で再度テレビ局を訪問。ちょうどキャスティング会議の日ということで参加。オトナの男と女のドラマという設定なので若手俳優は起用せず、アダルトなムードを醸し出す役者を起用したいというのがドラマ班の希望。そして、夏のスペシャルドラマなのでチョイと豪華にしたい…という。

その意見に賛成。還暦を過ぎると若手俳優のドラマには興味がない。4話ともある程度俳優のイメージを決めて書いただけに、図々しくも自分の意見を述べる。

1話は大泉洋と吉田羊のチョイとコミカルな恋愛模様、2話は堤真一と天海祐希の夫婦のすれ違い劇、3話は松重豊と松嶋菜々子の悪女に振り回されるダインディな紳士、最後は王道の悲劇を豊川悦司と鈴木京香の共演で。このプランにはドラマ班も概ね良好の反応。すべてがこの通りキャスティングできるかどうか分からないが、これでドラマのイメージは共有できた。

大泉洋と吉田羊のチョイとコミカルな恋愛模様
堤真一と天海祐希の夫婦のすれ違い劇
松重豊と松嶋菜々子の悪女に振り回されるダインディな紳士
王道の悲劇を豊川悦司と鈴木京香の共演

プロによる手直しが多少あったが、脚本も無事完成。これで念願だったドラマスタッフの仲間入り。そして、今年の2月上旬から撮影が開始された。キャスティングはすべてがOKになり、何となくウキウキする。大阪に住んでいるため、フルに参加はできないが、クランクインから1週間は撮影現場に顔を出し、ドラマの制作風景を堪能する。憧れの役者さんたちとも談笑ができ、気分は上々。

撮影は5月まで続くが、自分の作品がドラマ化されるなんて…ってなこと考えると夏のオンエアまでドキドキ感はハンパない。放送予定日は8月25日の土曜日午後9時から2時間。まだ正式なタイトルは決定していないが、直球で「フレグランス」が有力のようだ。サブタイトルは「オトナの男と女 アンバーグリス(龍涎香)の妖しい香り」が候補。プロデューサー曰く、このスペシャルドラマがヒットすれば第2弾も考えてます…って。人生、こんなことがあるんだなぁ〜。

人生、こんなことがあるんだなぁ〜

これは、2018年4月1日のエイプリルフールネタで掲載した妄想劇場。騙してすみません。

 


 
 
 
Top  
 
 
pagetop