2020 June. 10

コード・ブルー

バスルームで気を失った経験は、もしかして身体に気絶する癖を覚えさせたのかも知れない。

最初の入院で、何とか自力でトイレに行けた頃、気が付けばボクの目の前には大勢のナースさんたちの顔が並んでいる。え、どういうこと?何も分かっていないボクはひじょうに不思議だった。まさに、ここはどこ?ワタシは誰?ってな状況である。

「大丈夫?」と1人のナースが声をかけてきて、「トイレの中でガシャ〜ンって音が聞こえたのよ。それで一大事ということになり駆け付けたの…ケガしてない?右の眉の上からチョッと出血があるわね…」と畳み掛ける。なるほど、ボクはトイレの中で気絶していたってことか。ってことは…急いでチェック。ホッ、下半身は大丈夫。パジャマのパンツは履いている…。ま、これで人としての威厳は保たれた。

ちなみに、以前放映されていた山P主演の「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の「コード・ブルー(Code Blue)」とは、容態が急変し、緊急での蘇生が必要な患者が発生したという意味の医師、看護師の中で使用される隠語。

コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命
コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命

今回のトイレの惨劇では病棟中に「コード・ブルー」が発令されたという。何かカッコ悪い…。

入院中にも2度ばかりの「コード・ブルー」が鳴り響き、病棟がチョイとざわめいた。

謎の発熱中にも度々気絶したようだし、退院して部屋でいるときも、ベッドから急に立ち上がった時はチョイと気を失ってしまった。ま、大事には至らなかったが、今でも寝てたり座っているときに急に立ち上がったりするとクラっとする情けない身体である。時としてはテニスプレーヤーなのだが、やはり病人のジジイであることは否めない。

こんな状態がこれからもずっと続いていくんだなぁ〜と思うと、チョイと煩わしいが、残りの人生こんな状況と仲良く共生しなければならないと肚を括る今日この頃である。

 


 
 
 
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